交際中に相手に渡したお金を後で返せって・・・

交際中、交際相手に現金を渡し、関係が上手く行っている間は特に何も言わなかったのに、別れた後、急に「返せ」っていう話、色んなところで聞いたりしますよね?
似たような話が最近、マスコミを賑わすのを聞くにつけ、思い出す高裁判例があります。

東京高等裁判所 昭和57年4月28日判決 は次のように言っています。
「婚姻外で性的関係を継続している男女の間で男が女に現金を交付したときは、特段の事情がない限り贈与する趣旨であると解すべき」
そう 特段の事情が無い以上は、贈与=返してって言えない、というのがこの高裁判断です。
ちなみに、これは、現金を渡す以上にフリーハンドな、「キャッシュカードを交際相手に預けっぱなしにしていた」という事例。
なので、以下の判決理由が続きます。
「同様の男女の間で男が女に対してキャッシュカードを預けっぱなしにした場合においては、当該男女間に反対の趣旨の明確な合意があれば格別、そうでない限りは預け主たる男は、女において当該預金を自由に引出して消費することを許容しているものと解すべき」

つまりは、別れた後で、一度渡したお金を返せといいたいならば、
ちゃんと「反対の趣旨(=贈与ではないよ。貸したのよ。ちゃんと返してね。)」の明確な合意をしておきましょう、ということですね。

まぁ、法律的な返還義務の有無と、道義的・社会的責任の取り方というのとは、また別の次元の話だなとも思う最近のワイドショーネタでした

by miyazaki

まず動く、出来ない理由を考えるよりもまず動く、年にします!

新年、あけまして、おめでとうございます。

少し前、知人から「宮崎さんのターニングポイントっていつ?」と聞かれたことがありました。
突然の質問で、今まであまり考えたことが無かったので、その場では曖昧な答えのまま…。
ですが、新年を迎え、半世紀「近く」(※注:決してまだ半世紀には達していません)経った自分の人生を振り返る良いキッカケとなりました。

さて、皆さんにも、ターニングポイントってありますか?それはいつですか?
まだ渦中にある時には、それがターニングポイントっていうのが分からないこともありますよね。
先の知人からは「テレビに出始めたこと?」とも聞かれたのですが、私にとっては、まだ道半ばであり、それによって、どれだけ転換したかは、まだピンと来ないところがあります。
その時は、「テレビよりは、むしろ、司法試験に合格した時ですかね」と答えていたのですが、じっくりと振り返るならば、私のターニングポイント(転換期)は、司法試験に合格した時よりも、司法試験を受けようと決意した時だと思いました。

以前のブログでも書きましたが(→女子力)、私が司法試験受験を決意したのは、大学4年生の頃、就職活動で出会った面接おじさんたちの性差を前提とした否定的発言があまりに屈辱的で悔しかったから。
とはいえ、当時の司法試験は、今と制度が全く違っていて、合格率は当時の消費税程度(3%程度)。
大学3年制まで遊び呆けていた私にとって、司法試験を目指す人たちとは3年近くの遅れがあり、合格する可能性なんて、本当に低かったはず。
実際、その後、真っ暗で先の見えない、ただただ一人で勉強するばかりの孤独な20代の数年間を過ごす訳です。
今思えば、良くあの時、あんな無謀な決心ができたなぁと感心します。
その後の合格は、行動したことの結果であって、やはり、行動することが大事なのだと、年の初めに思った次第です。

ということで、その決意から四半世紀経った今年の目標は、
まず動く、できない理由を考えるよりも、まず動く、年にすること
思い悩むことは色々あっても、そこで立ち止まらずに行動することで、見える世界は変わってくるし、分かってくることもあるはず

行動はいつも幸せをもたらすものではないが、行動なくしては幸せはない
byディズレーリ

皆さま これからも幾久しく、お付き合いください

by miyazaki